キツネがたくさん出没する英ロンドン 動物との共生の難しさも

// イギリスの首都ロンドンにはたくさんのキツネが暮らしています。 近年の統計によると、ロンドンを含めた英国イングランドの都会には150,000頭のキツネが暮らしており、過去20年間で4倍にも増えているとう数字が出ています。 こうした都会に暮らすキツネは…

ペットや食用で犠牲になっている絶滅危惧種「ホウシャガメ」の実態

// 2011年に行方不明になった2匹のリクガメが、2018年9月になって7年ぶりに発見されたというニュースがありました。 このリクガメは、絶滅危惧種の「ホウシャガメ」です。 かつてオーストラリアのパース動物園に暮らしていた2匹ですが、パース近郊のある家で…

あまり知られていないパグやブルドッグ特有の病気をあらためて学習しよう

// 犬の種類の一つ「パグ」は、とくにここ10年ほどペットとして大きな人気を獲得してきました。 この種の犬はその顔が大きな特徴です。鼻が前に向かって突き出ておらず、ほかの種類の犬たちに比べると顔が平べったくなっています。 人間は人の顔に近い顔を持…

ハリケーン「フローレンス」で水中から救助された牛 去年「ハービー」で救助された牛といっしょに暮らす

// 2018年9月中旬、アメリカ東部を襲ったハリケーン「フローレンス」がノース・カロライナ州に上陸しました。 このニュースを耳にした動物救護団体のマイクさんとその同僚たちは、トラックに乗り込みニュージャージー州からはるばる現場に駆けつけました。 …

信号機の上で次々とヒナを育てるハトの話

// トルコのイズミルという都市で、ある信号が注目の的になっています。 これは誰かのいたずらか、それとも前衛芸術家によるインスタレーション作品でしょうか。 そうではありません。 約1年ほど前、この信号機の上に一羽のハトが巣をつくりました。 かなり…

今年のロンドン・ファッション・ウィークは「ファーフリー」で開催 一方で別の懸念も

// 今年もロンドン・ファッション・ウィークが9月に開催されますが、今年はいつもと違う点が注目されています。 今回は登場するコレクションのすべてが「ファーフリー」(毛皮を使用していない)のものに限られている、ということです。 世界主要都市で行わ…

フォークランド諸島に暮らす100万羽のペンギンたち ここにも「EU離脱」の余波が

// ペンギンというと氷の上を歩いているイメージがありますが、草の生えた岩や砂の上で暮らしているペンギンも少なくありません。 南大西洋のアルゼンチン沖に浮かぶイギリス領「フォークランド諸島」には、100万羽を超えるペンギンが暮らしています。 子育…

悪質ブリーダー/ペットショップの取り締まり イングランドで子犬・子猫の販売を禁ずる「ルーシー法」

このたびイギリスのイングランドで「ルーシー法」と呼ばれる法律が事実上成立しました。 これにより、イングランドでは生後6か月以下の子犬・子猫を(オンラインを含む)ペットショップで販売することが出来なくなります。 // 【ネット上ではウソの情報でペ…

アルメニアで横行している "飼育" に見せかけたクマの虐待

以前、動物保護団体「インターナショナル・アニマル・レスキュー」がアルメニアの “動物園” からクマの救出に成功した、というニュースがありました。 “動物園” と言っても名ばかりで、単に動物を狭い檻の中に閉じ込めて客引きのための見世物にしているだけ…

一瞬「まぬけな動物」に思えるアクシデント 悪いのは動物だけ?

以下は、ここ最近アクシデントに巻き込まれた動物たちのエピソードです。 まぬけな動物たちの話として笑い飛ばすこともできるかも知れませんが、動物だけの問題なのでしょうか? // 【ビンに頭を突っ込んだフクロギツネ】 オーストラリアのクイーンズランド…

再開されるハイイログマのハンティング あえて狩猟に「参加」しようとする保護活動とは?

2017年6月、アメリカ合衆国政府はハイイログマを絶滅危惧種のリストから外しました。 (英語で「grizzly bear」と呼ばれるハイイログマ) // この結果、ワイオミング、モンタナ、アイダホの各州では制限付きながらもクマのハンティング再開の動きが出てきま…

動物殺害は「動物 vs. 人」だけでなく「人 vs. 人」の対立まで生み出してしまうということ

// 南アフリカ共和国にある自然保護区内にサイの密猟目的で侵入していたハンターたちが、同じ保護区以内に生息していたライオンたちに襲われ、殺されたうえ食べられてしまうという事件が報じられました。 遺体は無残な状態だったらしく、現時点では犠牲にな…

夏だから注意したい飼い猫のケア 熱中症や皮膚がんの可能性も

(https://metro.co.uk/2018/06/26/how-to-keep-your-cat-cool-in-the-summer-7661028/) // 私たち人間は、この暑さの中ではたくさん汗をかき日焼けをしてしまいます。それはほかの動物たちも同じです。 猫を飼っている人は多いので、暑さに対する猫たちの…

【追悼】手話で会話するゴリラ「ココ」(1971~2018) 人と動物との相互理解のきっかけに

// 6月19日、「手話で話すゴリラ」として知られていた「ココ」が亡くなりました。 すでに多くのメディアでココの死は報じられていますが、ここではその言語習得過程と、ココが生涯かなえることのできなかった願いについてふれておきたいと思います。 【非科…

「ミニブタ」という呼び名で知られているブタ 本当に存在するの?

// アメリカ・フロリダ州に暮らすケイリ―さんは、酪農場でさんざん働かされた馬やロバたちが、歳をとって「使い物」にならなくなると安価で売り飛ばされ、結局は殺処分されてしまう、という話を耳にしました。 そこで、できる限り自分たちの手でそういった動…

“アジアのユニコーン” 「サオラ」という動物について学ぼう

(https://www.savethesaola.org/) // ヴェトナムとラオスの間を走るアンナン山脈には、「サオラ」という名前の動物が生息しています。 おそらく知っている人、なじみのある人はほとんどいない動物だろうと思います。 この動物については私たち日本人がよく…

フルーツではないほうの「キウイ」保護のために外来種駆除に力を入れるニュージーランドの話

// 「キウイ(kiwi)」と言えば私たち日本人にとってはキウイフルーツのことで、この鳥を思い浮かべることはほとんどないでしょう。 しかしキウイフルーツはこの鳥に似ていることことから名づけられたもので、”順番” で言えば鳥のキウイが先ということになり…

米アラスカ州 いったん禁止されたハンティング方法が再び可能に 3種類の「ハンティング」について考える

// 英BBCニュースは、米アラスカ州で禁じられていた「餌でクマをおびき寄せて殺すなどの狩猟方法の規制」をアメリカ政府が撤回する案を発表した、と報じています(クマをドーナツでおびきよせる狩猟法、禁止解除へ 米アラスカ - BBCニュース)。 アラスカで…

モヘアのために毛を刈り取られるヤギたちの惨状が明らかに 複数のブランドがモヘア使用中止を決定

// 「モヘア(mohair)」を素材とした衣類は、世界中のあちらこちらで使われています。 モヘアにはアンゴラヤギの毛が使われますが、このアンゴラヤギを大量に飼育して、その毛を刈り取って売っている業者たちの様子をとらえた動画が世界中に大きな衝撃を与…

ゴリラの生息数がこれまでの推計よりも多いことが判明 これでゴリラの将来は安心か?

// ゴリラの実際の生息数はこれまで見積もられていたよりも多いことが、最近発表された調査結果で分かりました。 10年間にわたって行われたこの調査では、赤道付近のアフリカ西部約9,000kmにわたる地域を徒歩でパトロールし、ゴリラが毎晩過ごす寝床を調べる…

海洋汚染対策が始まる中、放置された漁業網のもたらす惨たらしい被害にも注目

// 2018年4月、イギリス政府はプラスチックゴミ削減に向けて、プラスチック製ストローなどの製造禁止に向けた審議を開始すると発表しました。 同じく2月にはイギリス王室がプラスチック製品の使用をやめる決定をするなど、この国はプラスチックごみによる海…

ホッキョクグマの新陳代謝のレベルが高いことが判明 エサが足りず生息数減少を加速

// ホッキョクグマが絶滅危惧種であることは以前から知られていますが、最新の研究では、生息数の減るスピードがこれまでの予測よりも速い可能性があるという結果が出されました。 これは、ホッキョクグマの新陳代謝の機能ががこれまで考えられてきたレベル…

クアッカワラビーとの自撮りブームをめぐる賛否両論

// 「クアッカワラビー」はオーストラリアのパースに近いロットネスト島に数多く生息している有袋類です。 この動物はオーストラリア西部を訪れる観光客たちにとても人気があります。 人気の理由はいつも笑っているように見えるその可愛らしい顔だけではあり…

キタシロサイ「スーダン」の死とサイの密猟の惨状

// この動画は2018年2月半ばごろに、サイの保護活動を行っているチャリティ団体「Rhino 911」によって撮影されたものです。 まだ小さな子供のサイが、死んで動かなくなったお母さんの周りを歩き回っています。おそらくおっぱいを飲もうとしてお母さんに近づ…

動物たちに感覚や感情はあるの? 「Animal sentience」をめぐる議論

// 最近になって「animal sentience」という言葉が少しずつ使われるようになってきました。 この言葉は「動物が主体的に感じたり、受容したり、経験から学ぶ能力」というのが一つの定義とされています。 (私が調べた限り、この英語についての一般的な訳語は…

飼い主を襲う危険にあえて立ち向かった3頭の犬たちの話

// 動物の行動を安直に「擬人化」するべきではない、ということは今までも多くの専門家が忠告していることです。 以下の3つの話も、もしかすると犬たちは単に本能で行動しただけなのかもしれません。 しかし、私たち人間にとって犬という動物が特別な存在で…

イギリスでもサーカスでの動物利用を禁止へ すでに40か国以上で実現

// イギリス政府は2020年1月までにサーカスでの動物の利用を禁止するという意向を明らかにしました。 イギリスにはご存知の通りイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの地域(国)が存在します。 このうちスコットランドはすでに20…

相変わらず続くセンザンコウの密輸 今でも5分に1頭が捕獲されている絶滅危惧種

// 毎年2月の第3土曜日は「World Pangolin Day」(世界センザンコウデー)とされているようです。 世界で密輸のターゲットとされることがもっとも多い動物「センザンコウ」についての意識を高め、その生存を守ろうと2012年から続けられています。 世界中から…

海中のプラスチック廃棄物で苦しむクジラたちの惨状

// 先日ノルウェーの海岸に1頭のクジラが打ち上げらられ、その体内から30枚を超えるビニール袋が発見された、というニュースがありました。 救助隊の隊員たちが打ち上げられたクジラを調べましたが、助かる見込みはないと判断されたため、クジラは安楽死させ…

"地獄はここに" インドで続く「ゾウ vs. 人」の惨たらしさを象徴する一枚の写真

// インドの西ベンガル州。 ある日、3頭のゾウが人の生活している村の中に入り込んできました。 2頭の大人のゾウと、1頭の子供ゾウです。 村に入ると子供ゾウは大人のゾウたちに追いついていくことができず、その距離はどんどんと伸びていきました。 すると…