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(Swifts break record by staying aloft for 10 months at a time | New Scientist) イギリスに生息する鳥類のうちレッドリストに掲載されている(絶滅の危機に瀕している)種は現在70種あり、1996年と比べるとほぼ2倍になります。 これはイギリスで繁殖ま…
(https://theconversation.com/five-reasons-people-buy-illegal-wildlife-products-and-how-to-stop-them-145493) 野生動物の違法取引は、すでに何十年も前から世界中の問題となっていました。 そして現在、新型コロナウイルス感染症の流行が、一説による…
新型コロナウイルス感染症の影響で、欧米諸国では長らく「ロックダウン(都市封鎖)」が続いています。 人が外を歩かなくなり、いつもは賑やかだった通りもひっそりと静まり返り、またレストランなどから出される生ごみの量がここ数か月急激に減りました。 …
世界中で1年間に7億人以上の人々が動物園や水族館を訪れているといわれています。 そこに暮らす動物たちにとって「来園者」という存在は日常化しているわけです。 しかし新型コロナウイルスの大流行により、動物園は臨時休園を余儀なくされたため、今現在動…
2020年4月末、オランダのミンク毛皮農場で育てられていたミンクが新型コロナウイルスに感染したことが確認された、というニュースがありました。 www.afpbb.com これはオランダの2つの毛皮農場で確認されたことで、その直後から農場は封鎖されています。 ミ…
コロナウイルスが世界中へ広がり、旅行産業をはじめ経済全体を混乱させている中、世界各国の野生動物の救助センターは難しい資金繰りに頭を悩ませています。 例えばインドネシアのボルネオ島にあるオランウータン保護センターでも、ウイルスの広がりを最小限…
【今日は何の日? #世界センザンコウの日 】全身を覆うウロコから爬虫類かと見紛う姿ですが、実は私たちと同じ哺乳類。アジアとアフリカに8種おり全種が絶滅の危機にあります。昨年アフリカから密輸されたウロコの量では、なんと5分に一頭が密猟されている計…
2019年から続いているオーストラリア南東部の森林火災ですが、すでに想像を絶する数の動物たちが命を落とし、今後も件数は増えると見られています。 森林の中に暮らしていた野生動物だけでなく、近くの酪農家の育てていた家畜もこの火災の犠牲になっており、…
2019年12月12日に行われたイギリス総選挙で保守党が議席の過半数を獲得したことで、2020年1月末をもってEU離脱が行われる可能性が高くなりました。 動物福祉の観点から見たとき、果たしてEU離脱はどんなインパクトがあるのでしょうか。 EU加盟国であるおかげ…
イギリス女王エリザベス2世が暮らすバッキンガム宮殿は「今後新しい服が女王陛下のためにデザインされる場合、使われる毛皮はフェイクファー(人工毛皮)になります」と発表しました。 プライベートで着用する衣類だけでなく、公式なセレモニーに出席する際…
先日、この「ディンゴ」という動物がオーストラリアの民家の裏庭で発見され、一部で話題になりました。 見た目は犬だけれど、実は絶滅の危機に瀕している動物。 pic.twitter.com/XhkteQtxEw — ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) November 7, 2019 私も初めて…
アメリカ合衆国で、動物虐待を犯罪行為として扱う法律「Preventing Animal Cruelty and Torture Act」(動物への残虐・虐待行為を禁ずる法律、通称「PACT」)が全会一致で下院を通過しました。 今後上院を通過し可決・施行されれば、火傷させる、溺れさせる…
ニワトリのオスのヒナは、食用玉子を出荷している酪農業者にとっては「育てても役に立たない」ため、これまで残虐な殺害方法で間引きされてきました。 しかし今回、この方法がスイスで正式に禁止されることになりました。 これはほかのヨーロッパ諸国と比べ…
「CNN.jp」のウェブサイトに、ハリケーン「ドリアン」に直撃されたバハマで、フィリップスさんという女性が97頭の犬を自宅に引き取り保護した、という記事が載っています(9月5日付)。 www.cnn.co.jp このニュースが広まると、フィリップスさんのもとには25…
(https://www.youtube.com/watch?v=OFDcQboWIdE) アメリカの環境保護庁は、動物実験での有害化学物質の使用を徐々に減らしていくという方針を示しました。 これは、動物実験のうち哺乳動物が対象とされる研究の数を: 2025年までに30パーセント減らす。 20…
野生動物たちの生命を脅かすものとして「気候変動」や「生息地の減少」などが指摘されていますが、もう一つ、人間が引き起こしてしまう問題として「動物との自撮り」というものがあります。 このブログでも2017年、2018年とこの問題を取り上げたことがありま…
イギリスの野党第一党の労働党は新たに「動物福祉マニフェスト」(Animal Welfare Manifesto)を作成・発表しました。 イギリスはこれまでも動物福祉について世界的にリードしてきた国ですが、その政策をさらに大きく前進させるアイデアが込められています。…
アマゾンの熱帯雨林で大規模な火災が続いており、少なくとも海外では連日ニュースで報じられています。 8月24日現在では死者が出たという報道はないようですが、今でも鎮火のめどが立たない状況が続いています。 アマゾン流域の熱帯雨林には、数多くの動物た…
2019年7月23日にイギリスの与党・保守党党首がテレーザ・メイ氏からボリス・ジョンソン氏に代わり、翌24日にジョンソン新首相が誕生しました。 最大の関心事はイギリスのEU離脱ですが、このジョンソン氏はあまり動物愛護や環境保護に熱心ではない人としても…
アフリカ大陸の南西部にあるナミビア共和国は今年、大規模な干ばつに襲われています。 この干ばつに対処するため、ナミビア政府は約1,000頭にも及ぶ野生動物の「販売」を許可しました。 対象となる野生動物の中にはゾウやキリンなどの絶滅危惧種も含まれてい…
日本で動物愛護法が改正され、虐待に対する罰則が強化されるとともに、犬や猫にマイクロチップを装着することが義務付けられることになりました。動物愛護の観点からとても歓迎すべき動きであると思います。 その一方で、私たちにとってこの「マイクロチップ…
「ソレノドン」という動物を知っている人は果たしてどれくらいいるでしょうか? 名前を聞いだだけではどんな動物なのかすら想像できませんが、大きな分類では「トガリネズミ目」に属する哺乳動物です。 大きさはウサギくらいで、現在は南米のキューバとイス…
ネットでこの呼びかけが少しずつ広まっているようですが、必ずしも十分に浸透しているわけではないのでこのブログでも取り上げたいと思います。 動画で分かりやすくまとまっていますので、一度ご覧ください。 この時期、「野鳥のヒナは拾わないでください」…
// トルコのマルディンという州で暮らすこの男性は、体の不自由な動物たちのための補助機器をつくり続け、今まで数多くの動物たちを助けてきました。 すでにトルコ国内では知られている人らしく、自分の持つ技術を使って数多くの動物たちに新たな生活を与え…
川や公園の池を泳いでいるアヒルにエサをあげるのは、何も害のないことのように思えます。アヒルたちも勢いよく食べてくれるので、エサを与えるのが楽しく感じるものです。 かつてはサンドイッチをつくった後に残る食パンの耳をエサとしてアヒルに与えること…
この女性は、シリア難民がやむを得ず自国に残してきたペットたちと再会できるよう、「Animals Syria」という動物保護団体を立ち上げて保護・移送活動を行っている人です。 // 彼女がどのような経緯でシリアに暮らしていたのかなどは語られていませんが、かつ…
2018年11月中旬、インドネシアの東海岸にクジラの死体が打ち上げられました。 クジラの死体が打ち上げられるのはとくに珍しいことではありませんが、この死体を解剖したところ、きわめてショッキングな事実が判明しました。 このクジラの胃の中からビーチサ…
ウーパールーパー(アホーロートル(axolotl))はそのピンク色の身体とほほ笑んでいるような可愛らしい顔つきから、一時期はペットとして日本でも人気を博しました。 (https://daily.jstor.org/the-race-to-save-the-axolotl/) // メキシコでは国民的なシ…
// ペットであれ家畜であれ、動物を飼育している人たちは緊急時の避難方法を常に確認していることが求められますが、避難の必要があまりにも急に襲ってきた場合は、どうしても人命優先にならざるを得ません。 現在も被害の続いている米国カリフォルニア州の…
// トルコのイズミルという都市で、ある信号が注目の的になっています。 これは誰かのいたずらか、それとも前衛芸術家によるインスタレーション作品でしょうか。 そうではありません。 約1年ほど前、この信号機の上に一羽のハトが巣をつくりました。 かなり…