ハリケーン「ドリアン」の甚大な被害の中でも動物たちを忘れなかった人たち

「CNN.jp」のウェブサイトに、ハリケーン「ドリアン」に直撃されたバハマで、フィリップスさんという女性が97頭の犬を自宅に引き取り保護した、という記事が載っています(9月5日付)。

 

www.cnn.co.jp

 

このニュースが広まると、フィリップスさんのもとには25万ドルを超える寄付が集まったということです。

 

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他にも、このハリケーンに甚大な被害を受けながらも動物たちのことを忘れなかった人たちが多くいました。

 

フロリダ州ジャクソンヴィルでは、すでにドリアンが上陸する1週間前に、動物愛護団体「Humane Society」によって250頭の犬や猫を収容する施設が用意されていました。 この地域はハリケーンに直撃されることが比較的多いため、事前の対応がすばやく出来るのだそうです。

 

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同じく「Humane Society」は、フロリダ州の3つの保護施設から合計80頭の動物を運び出すために飛行機のチャーターもしたということです。

 

 

 

バハマでは、ドリアンの直撃が迫っているにも関わらず「Humane Society」の職員6人が200頭の動物の世話をするために施設に残りました。

 

しかしハリケーンの威力は予想以上で建物が浸水してしまったため、職員たちは避難を余儀なくされました。

 

その一方で、200頭の動物たちは施設に残したまま避難せざるを得なかったのです。

 

残念なことに、200頭のうち80頭は命を落としましたが、残りの120頭は生き延びてくれたということです。

 

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フロリダ州のマイアミでは、動物保護団体「Animal Rescue」が17頭の犬を発見しました。 木やフェンスにつながれていたり、行き場を失ってあてもなく歩き続けていたりする犬ばかりでした。

 

明らかにハリケーンに先立って避難した飼い主に見捨てられた犬たちですが、発見された17頭すべてが保護され、その後里親も見つかったということです。

 

もちろん、ペットと一緒に避難した飼い主たちもたくさんいました。

 

この女性はジュリアさんといい、ご覧の通り胸まで浸かる水の中を犬と一緒に逃げ出しています。

 

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また、ペットが飼い主を助けた例もありました。

 

アンジェラさんは、崩れかけた家の屋根の下から抜け出せなくなり、17時間にわたりそこに閉じこめられてしまいました。しかしこの家で飼っていた犬がその居場所を発見し、無事に救助されました。

 

 

 

フロリダ州のオレンジ郡では、乗り捨てられた自動車の中でびしょぬれになった動物が発見されました。 恐怖に身を震わせている子犬でした。

 

発見した警察官がこの子犬を保護し、もし飼い主が現れない場合はこの警察官自身が里親として引き取ると言っています。

 

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この(↓)カウボーイハットの男性はパトリックさんという、ちょっとした有名人です。

 

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「ハリケーン・カウボーイ」と呼ばれるパトリックさんは、これまでも嵐の中で行き場を失ってしまった馬たちを助けてきた実績がある人で、今回のハリケーン「ドリアン」ではノースカロライナ州に赴き馬たちを助け出しました。

 

パトリックさんは2017年、ハリケーン「ハービー」がアメリカ各地を襲ったとき被災地で多くの動物たちを助けたことから、「ハリケーン・カウボーイ」と呼ばれるようになった人です。

 

今でもハリケーンの爪痕から回復できずに大変な思いをしている人や動物たちがたくさんいます。

 

こうした状況の中でも動物を見捨てない人々には、心から応援のエールを送りたいものです。

 

 

 

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出典:

www.insider.com