サイ

絶滅危惧種 クロサイの生息数は増加 絶えない密猟のため今後も保護活動は続く

アフリカの野生に暮らすクロサイの生息数が数百頭ほど増加しているという明るいニュースがありました。 密猟によって絶滅寸前まで追い込まれてきた動物の保護活動が前向きな結果を出した良い例として受け止められています。 生息数は2012年の4,845頭から2018…

世界に67頭しかいないジャワサイ インドネシアを襲う津波から守り抜くための努力

サイという動物は5種類に分類されていますが、その一つである「ジャワサイ」はウジュン・クロン国立公園内に暮らす67頭のみの生息が確認されているだけです。 この国立公園は、12月22日にインドネシアを襲った津波によって甚大な被害を被った場所のひとつで…

キタシロサイ「スーダン」の死とサイの密猟の惨状

// この動画は2018年2月半ばごろに、サイの保護活動を行っているチャリティ団体「Rhino 911」によって撮影されたものです。 まだ小さな子供のサイが、死んで動かなくなったお母さんの周りを歩き回っています。おそらくおっぱいを飲もうとしてお母さんに近づ…

生存数わずか3頭の「キタシロサイ」に初めて体外受精の試み

// サイの一種である「シロサイ」には「キタシロサイ」と「ミナミシロサイ」の2種類がいます。 キタシロサイとミナミシロサイはお互い近しい種ではありますが、別々の種に分かれたのは100万年前であると考えられています。 このうちミナミシロサイはアフリカ…

ゾウ、サイ、ライオン・・・ 2016年「ワシントン条約締約国会議」で議論された絶滅危惧種たち

9月24日から10月5日まで、南アフリカのヨハネスブルクで「ワシントン条約締約国会議」が開催され、絶滅の危機に瀕している動物たちについて新たな対策が採択されました。 議論された動物の一つは前回このブログでもご紹介した「センザンコウ」で、今回の会議…

2015年を締めくくる15枚の動物写真 自然の美しさ 人間の醜さ そして人間の温かさを振り返る

まずは2015年にプロの写真家たちによって発表された写真のうち、野生動物をとらえた美しい12枚をご覧ください。 本物の自然が作り出す美しさを実感できる傑作ぞろいです。 しかし、同じく2015年中に発表された写真の中には、人間が動物に対していかに卑劣で…

南アフリカ 「“サイの角”取引の再開はサイ保護が目的」 という主張

南アフリカフリカ共和国では2009年以降、国内で「サイの角」の取引を禁止してきました。 しかしこのたび「取引を解禁する」という方針を打ち出しました。 彼らの主張では、取引を解禁することで世界に2万匹しか生息していないサイを保護することができる、と…