イヌ

中国政府が犬の分類を「食用家畜」から「ペット」へ変更 犬肉祭の廃止につながるか?

このたび中国政府は、犬を「食用目的の家畜」ではなく「コンパニオンアニマル」として分類するための政令案を正式に承認しました。 「Companion animal」とは、いっしょに暮らしていく動物、つまり「ペット」と理解していいでしょう。 この法律が有効になれ…

パグの「レントゲン写真」から見えてくるこの種の犬が抱える身体問題

2019年の年末ちかく、日本でも「パグのレントゲン写真」がツイッターで話題になりました。 パグのレントゲン写真wwwww pic.twitter.com/xiZmR9hYX5 — ポッカキット (@po__kaki__to) December 21, 2019 その強烈な見た目にネット上も「怖い」という声と…

警察犬を守る法律「フィンズ・ロー」 英国北アイルランドではいまだ導入されず

こちらは警察犬のマックスです。 イギリスの北アイルランドで、行方不明者の捜索で活躍しています。 マックスは4歳のラブラドール犬で、「臭気選別」能力の高度な訓練を受けています。最近では凍えるような寒さの中で2日間にわたって行方不明になっていた女…

警察犬への攻撃が犯罪として罰せられる「フィンズ・ロー」の話

2016年10月、イギリスでタクシー強盗が発生しました。犯人は運転手に拳銃を突きつけ強盗をはたらいたということです。 現場に駆けつけた警察官のウォーデルさんと警察犬のフィンはこの犯人を捕らえようとしました。 しかし犯人は持っていた凶器でウォーデル…

ケガをした子犬の救助をとらえた動画が1ヵ月で2,400万再生 子犬の回復力と救助の努力に感動と敬意

ここではインドの動物愛護団体「Animal Aid Unlimited」が撮影した動画をご紹介します。2019年2月12日にYouTubeに投稿されてから、1か月足らずで2,400万回以上再生されている動画です。 // 路上で暮らす犬の母子ですが、子犬が倒れて動かなくなっている横で…

2019年より米カリフォルニア州でブリーダーの育てた子犬・子猫の販売が禁止に 英イングランドに続く

以前、イギリスのイングランドでペットショップが子犬・子猫を販売することが禁じられるという記事を紹介しました。 animallover.hatenablog.com このたび同様の動きがアメリカのカリフォルニア州でも始まりました。 // 2019年1月1日よりカリフォルニア州で…

犬は人と暮らす動物 食肉業者から救助された1頭と里親の見つからない2頭の話

// マルチーズ犬の「カモー」はもともと家庭で人といっしょに暮らしていたペットでした。 しかし、飼い主がカモーを韓国ソウルにある犬肉業者に引き渡してしまったのです。 もちろん食肉目的で殺されてしまうことが分かったうえで行われたことでした。 それ…

あまり知られていないパグやブルドッグ特有の病気をあらためて学習しよう

// 犬の種類の一つ「パグ」は、とくにここ10年ほどペットとして大きな人気を獲得してきました。 この種の犬はその顔が大きな特徴です。鼻が前に向かって突き出ておらず、ほかの種類の犬たちに比べると顔が平べったくなっています。 人間は人の顔に近い顔を持…

悪質ブリーダー/ペットショップの取り締まり イングランドで子犬・子猫の販売を禁ずる「ルーシー法」

このたびイギリスのイングランドで「ルーシー法」と呼ばれる法律が事実上成立しました。 これにより、イングランドでは生後6か月以下の子犬・子猫を(オンラインを含む)ペットショップで販売することが出来なくなります。 // 【ネット上ではウソの情報でペ…

飼い主を襲う危険にあえて立ち向かった3頭の犬たちの話

// 動物の行動を安直に「擬人化」するべきではない、ということは今までも多くの専門家が忠告していることです。 以下の3つの話も、もしかすると犬たちは単に本能で行動しただけなのかもしれません。 しかし、私たち人間にとって犬という動物が特別な存在で…

フェイスブックで飼い主同士のネットワーク 愛犬の死を乗り越えた女性の話

// 2015年の暮れ、ダックスフントの「マイロ」は悪性リンパ腫との診断を受けました。 検査をした獣医師の先生は、飼い主のローラ・ブライトさんに心の準備をするよう伝えなくてはいけませんでした。 マイロに残された余命は6週間。 当然のことながら、ローラ…

ブリーダーに頭数制限・ペットショップが里親センターへ 豪ヴィクトリア州の「オスカー法案」に注目

// オーストラリアのヴィクトリア州ではこのたび、犬のブリーダーやペットショップの活動に大きな制限を加える法案が可決されました。 このたび州議会で可決された改正法では、子犬の量産の禁止、ペットショップ経営の改善、そして犬や猫のオンライン販売の…

宇宙開発のために犠牲になった犬「ライカ」の話

// 今から60年前の1957年11月3日、当時のソヴィエト連邦政府は「スプートニク2号」というロケットを発射しました。 その前に発射されていた「スプートニク1号」にはなかった “乗組員” がこのロケットに搭乗していました。 この乗組員は犬の「ライカ」でした…

犬肉販売は禁止のはずが・・・ 王林の「犬肉祭」今年も開催

// 1か月前にこのブログで、中国で犬肉の販売が禁止されたことで、開催が予定されていた王林の「犬肉祭」も今年は中止になるだろう、という内容の記事をアップしました。 しかしながら、王林での犬肉祭は開催されました。 たとえ中止にならなくても、従来の…

米コネチカット州 虐待された動物の権利のために弁護士選任が可能に

アメリカでは毎年数千件の動物虐待が報告されています。 しかし、人が犠牲となる事件に比べると、動物虐待はどうしても裁判所での優先順位が低くなったり、場合によっては取り上げられないまま放っておかれることもしばしばあります。 そこで、この状況を変…

中国で「犬肉」禁止の決定 王林の「犬肉祭」開催直前

※こちらの記事については、その後犬肉祭が開催されたという報道があったため、6月25日付の記事「犬肉販売は禁止のはずが・・・ 王林の「犬肉祭」今年も開催」でフォローアップしました。 中国で行われてきた犬肉の販売が、一時的にではありますが、禁止され…

虐待の末に建設現場に置き去りにされた犬がもう一度人と生活を始めるまで

これは新種の動物ではありません。 れっきとした犬です。 トルコで保護された迷い犬の「パスカル」(4歳)。 発見されたとき、この犬はビルの建設用地に置き去りになっていました。 報告されているところによると、二人の子供がいたずらでパスカルに危害を加…

韓国最大の食用犬市場が「閉鎖」 それでも犬食は続けられる

韓国の城南(ソンナム)市にあるモラン市場は、毎年8万頭の犬を売りさばく韓国最大の犬肉市場です。 売られる犬は生きたままの場合もあれば、殺害して加工したものが売られていることもあります。 韓国全土で消費されている食用犬の約3分の1がこの市場で取引…

生まれつき前脚のない子犬 深刻な障害を抱えながらも里親といっしょに前向きに生きる

子犬のナビーは生後間もない段階で、獣医師が安楽死を勧めざるを得ない状態でした。 ナビーは前脚のない状態で生まれてきました。 ナビーを生んだ母親は育児放棄せず育てようとしていましたが、いっしょに生まれた兄弟たちと一緒に暮らしてゆくことができな…

韓国から「食用」のイヌを救助 里親さがしよりもトラウマ克服が課題

韓国でイヌの肉が食用とされていることはよく知られています。 イヌの肉を使った料理を提供しているレストランは韓国国内に4,000店舗を超えるといわれています。 必ずしも毎日の食卓に上るふつうの食べ物ではないらしいのですが、それでも30%の韓国人が一生…

あらためて注意したい 犬の脱水症状

最近この動画がネットに投稿され、フェイスブックなどで話題になりました。 このイヌがどのくらいの間このクルマの中に閉じ込められていたかは不明ですが、中の様子を見かねた警察官がガラスを破壊し、イヌを救出しています。 明らかに脱水症状を起こしてい…

シェルターに収容されたイヌたちへ 本の読み聞かせを行う活動が広まる

保健所に収容されたイヌたちの生活は、どうしても寂しいものになりがちです。 これはアメリカでも同じで、動物シェルターの中では、一頭ごとに別々の小さな檻の中に詰め込まれて生活をしています。 【十代の若者たちが「朗読会」】 カリフォルニア州のサクラ…

東日本大震災に巻き込まれたペットたちの状況をあらためて学ぶ

以下は環境省がまとめた「東日本大震災におけるペットの被災概況」(PDF)からの要約です。 事実の羅列になりますが、今日あらためて認識しておきたいことですので、取り上げました。 // 【死亡頭数】 <犬> 確認されているだけでも、青森県で31 頭、岩手県…

MBA取得の元コンサルタント ボランティアでイヌのヘアカットに励む

保健所に届けられたり愛護団体で保護されているイヌたちには「捨てられたイヌ」「傷ついたイヌ」というイメージを持ってしまいがちです。 そのため人の目には、ペットショップで売られているイヌほどキレイに映らないこともあるかもしれません。 【コンサル…

宗教は異なっても人が動物を愛する心は同じ

福井県にある「御誕生寺」は、数十匹のネコがすみついている「猫寺」として最近話題になっています。 お寺の建立中、その建設現場に捨てられていた4匹の子猫を助けてあげたことがきっかけで徐々にネコが増えてゆき、現在では里親探しにも熱心に取り組んでお…

離ればなれになった家族を待ち続けたイヌの話

誰でも身近な人たちから見放されることはつらいことです。 愛されていないのでないかなどと感じたり、自分は何か悪いことでもしたのだろうかと勘繰ってしまったりすることでしょう。 人だけではなく、イヌも同じように感じるに違いありません。 【河に落下し…

ロサンゼルス 殺処分ゼロをめざし「ペット可」物件の増加へ動き出す

アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス市では、市民にペットの里親になり、去勢手術をするよう積極的に呼びかけてきた結果、近年は動物保護施設に収容されてしまうペットの数を減らすことに成功してきました。 しかしそのうちの4分の1は、今でも殺処分され…

警察犬の殉職 アメリカでは犬用防弾チョッキへの関心も高まる

2015年11月、パリで同時多発テロが起きた直後、容疑者の潜伏先へ機動隊が突入した際に殉職した警察犬「ディーゼル」。 animallover.hatenablog.com 後にロシアは、この勇敢な警察犬への敬意をこめてベルギーシェファードの子犬「ドブルイニャ」をフランス政…

「セラピーペット」をめぐる騒ぎあれこれ

飛行機の座席に七面鳥がいたらさぞかし驚くことでしょう。 通常そんなことは起こらないはずですが、SNS「Reddit」で最近1,700のコメントを集めることになったある投稿を見る限り、起こりうることのようです。 【メンタルヘルス治療法としての七面鳥】 これは…

後ろ足が不自由なインドのイヌ イギリスの里親に迎えられ車いすで生活

あるイギリス人カップルがインドのゴアへ旅行したとき、後ろ脚を動かすことができない雑種のイヌと出会いました。 動物救護センターの担当者によると、このイヌはわずか生後2か月の時にほかのイヌに襲われたせいでひどいケガを負ってしまい、その後遺症のた…