ネコともっと仲良くなるための7つのコツ
ネコはとても気まぐれで神経質な動物です。
簡単には心を開いてくれないネコも多いでしょう。
子猫の頃から室内飼いを続けていれば懐いてくれますが、成猫から飼い始める場合は、エサを食べるとき以外そっぽを向いてしまうこともよくあるようです。
それでも以下にあげるコツを実行することで、少しずつ友達になることが可能です。
ネコも人と同じで、それぞれ性格があります。
人懐っこいネコもいれば、なかなか友達になれない猫もいるわけですが、ここは飼い主である人が心を広く持ち、時には辛抱しながら、ゆっくりとその距離を縮めて行きましょう。
1. 毎日顔を合わせる
まずはあなたがネコの友達であることを、ネコに分かってもらわなくてはいけません。
エサをあげ、水を取り替え、遊ぶおもちゃを用意し、トイレの砂を取り替えているのがあなたである、ということをネコに分かってもらいましょう。
ネコがあなた近づいて来なくても、決して寂しそうな顔をしてエサを出すだけではいけません。
あなたが「家族」としていっしょに暮らすことを喜んでいるのを、ネコに分かってもらえるよう笑顔で示してあげてください。
2. エサを食べているときに仲良くなる
エサを用意するとき「ご飯だよ」とネコに話しかけてあげましょう。
そしてエサを食べ始めたら、優しく体をなでてあげてください。
これを繰り返してゆくと、エサを食べるという嬉しい経験とあなたの声や手触りとがリンクして、徐々にあなたの近くで時間を過ごすようになります。
3. いっしょに遊ぶ
いきなり抱きかかえようとしても、ネコを怖がらせてしまうだけです。
まずは紐の付いたおもちゃをネコの目の前において、紐で動かしながら遊んであげてください。
またレーザーポインターを使って光を床に照らすと、ネコはその光を追って遊びますが、レーザーの光が目に入ると人にとってもネコにとっても怪我の元になりますので、十分気をつけましょう。
4. マタタビやイヌハッカで近づかせる
ネコが好むものとして大変有名な植物で、すでに試したことがある人も多いでしょう。
しかし順番としては、上記の3つを実行してからマタタビを試すほうがいいと思います。
あなたとネコの間を縮めることが目的なわけですから、はじめからマタタビの力だけに頼らないようにするべきです。
もし家具の陰に隠れて出てこなくなったり、異様にあなたを避けたりするような場合は、おびき出すためにマタタビを使うと良いでしょう。
5. ゆっくりとまばたきをする
ネコはあなたの目をじっと見つめることがあると思いますが、それをただ見つめ返していると、ネコには「脅威」「敵意」と受け取られる可能性があります。
一方、ネコの目を見ながらゆっくりまばたきすると「あなたの味方です」という意味としてネコは受け取ります。
もしあなたのネコがじっとあなたの目を見つめているときがあったら、ただ見つめ返すのではなく、ゆっくりまばたきをしてみましょう。
6. 無理に追いかけたりしない
ネコは甘えん坊である一方、一人で過ごすことが好きな動物でもあります。
もしネコが自分からあなたの元を離れて部屋のすみに行ったり、お気に入りの場所でくつろぎ始めたりしたら、それを追いかけたりするのはやめましょう。
ネコは追いかけられると頭の中が「逃げる」モードに切り替わってしまい、その結果自分が「犠牲者」になったと感じてしまうのです。
当然のことながら、あなたとの距離は広がってしまいます。
あなたが一緒にいたいときに限って離れていってしまうこともあり、とても寂しく感じますが、ネコはそういう動物であることを理解し、一人にさせて上げましょう。
7. 一緒に遊んだ後にご褒美をあげる
一緒に遊んで楽しい時間をすごした後には、小さな魚の切り身でも鳥のササミの切り裂きでもいいので、ご褒美をあげましょう。
いい子にしていたことをほめてあげるとともに、あなたの喜びの気持ちを「ありがとう」とともに示してあげてください。