迷子の猫ジョージ 家からヒッチハイクで200キロ
迷子になっていた飼い猫が、200キロ離れたところで発見されました。
どうやら「ヒッチハイク」をしてたどり着いたようです。
猫のジョージはイギリスの北ウェールズにある自宅から、近くにあるハウストレーラー用駐車場へ向けて走り去っていきました。
そして5週間後、ウェスト・ヨークシャーという200キロほど離れた場所で発見されたのです。
ジョージを発見した人がフェイスブックの「迷い猫」グループに投稿したことで、飼い主が見つかりました。
「一ヶ月前にジョージが駐車場から走り去るのを見たときは、特になんとも思わなかった。でもその日からジョージを見なくなってしまったのです」と飼い主。
「ジョージはクルマに乗り込んで、近くのハウストレーラー用駐車場に行ったのだと思います。そこからハウストレーラーに乗って200キロもの旅をしたとしか考えられません」
「もう二度と私たちの元から離れないように注意します」と飼い主は語っています。
ジョージはまだ仔猫だったときに動物保護センターに収容されていたところ、この飼い主に里親として受け入れられました。
「ジョージはいつも好奇心旺盛でしたが、こんな遠くまで遊びに行ってしまうようなことは今までありませんでした」
「もうジョージは戻ってこないと思っていたので、今はとても嬉しいです」
しかし超長距離の旅は、この18歳の猫に大きな負担だったようです。飼い主が迎えに行ったとき、風邪をひいていたのです。
「今はもう家に戻って、落ち着いています」
ジョージを発見しフェイスブックに投稿した女性によると「この猫はとても痩せていて疲れ果て、不機嫌な様子でした」と語っています。
「地元の獣医さんに見てもらったら、マイクロチップが埋め込まれていて、この猫の飼い主の住んでいる地域が分かったのです」
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