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南アフリカ 2016年はヒョウの狩猟を全面禁止

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南アフリカ共和国は2016年の1年間にわたり、ヒョウの狩猟を全面禁止することになりました。

 

国の環境保護部門は各地域の担当者に、2016年中のヒョウの狩猟を許可しないよう通達を出しています。

 

同時に、今年の終わりにはこの通達を見直す考えも示しているということです。

 

南アフリカの自然科学省は「ヒョウの生息数が維持されるためには、政府による積極的な行動が必要である」と提案していました。

 

今回の禁止令はこの提案にのっとって行われたものです。

 

 

【正確に把握できないヒョウの生息数】

特にヒョウのハンティングが禁止されるのは、南アフリカ国内のヒョウの生息数が正確に分かっていないのが理由です。

 

ヒョウは主に夜行性であり、その生活を観察しにくい動物です。

 

また群れをつくらないため、複数のヒョウを同時に観察することも困難です。

 

さらには、とても広い行動範囲をもっていることも、この動物の生息数を把握することを難しくしています。

 

このように生息数が分からない状態では、狩猟による数の減少がどこまで許容されるかも見当がつかないことになってしまいます。

 

そのため生息数が把握しにくい動物については、特に力を入れて保護を推進するべきなのです。

 

動物保護団体や環境保護団体は、今回の南アフリカ政府の発した禁止令を高く評価しています。

 

 

南アフリカとヒョウの関係】

南アフリカのズル族の人たちは、民族で行う祭典でヒョウの毛皮を着るのが習わしとなっています。

 

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ワシントン条約によると、南アフリカ政府は輸出のために行われるヒョウの狩猟であれば、1年あたり150の許可を発行してよいことになっています。

 

一方、ヒョウのトロフィーハンティングや違法取引をコントロールできないことが、南アフリカ国内の生息数に脅威をもたらしていると考えられています。

 

この国では、裕福な外国人旅行者たちにトロフィーハンティングの狩猟許可を発行することで収益をあげている、という実態があります。

 

ハンターたちの間ではライオン、ヒョウ、ゾウ、サイ、バッファローの5種類を「ビッグ5」と呼んでおり、とても“人気”があるのです。

 

金持ちのハンターたちは、単にこれらの動物を射止めるためだけに南アフリカに渡航し、多額の金を払って狩猟許可を取得し、トロフィーハンティングを行っています。

 

中には数万ドルも支払う人もいるということです。

 

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(参照)

South Africa imposes year-long leopard hunting ban for 2016

Wild leopards threatened by religious tradition in Africa