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後ろ足が不自由なインドのイヌ イギリスの里親に迎えられ車いすで生活

イヌ

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あるイギリス人カップルがインドのゴアへ旅行したとき、後ろ脚を動かすことができない雑種のイヌと出会いました。

 

動物救護センターの担当者によると、このイヌはわずか生後2か月の時にほかのイヌに襲われたせいでひどいケガを負ってしまい、その後遺症のために今でも後ろ脚がほとんど使えない状態になっていました。

 

このイヌの名前は「インディ」といいます。

 

カップルはイギリスから旅行で来ていたわけですが、インディをそのまま置いて帰ることはとてもできないと感じました。

 

そして2,300ポンド(約38万円)という航空輸送費を自腹で負担し、イギリスの自宅で面倒を見ることになったのです。

 

 

【里親カップルの話】

「現地の動物救護センターのイヌたちの様子を見て、私たちはとてもショックを受けました。みんなエサを与えられ世話をされていましたが、その状態は目に余るものがありました」

 

「その中でもインディはもっとも悲しそうな様子をしていました。動かすことのできない後ろ脚をゆっくり引きずって動いていたのです。そしてこのインディが、かつて大きなイヌに襲われたことで今の状態になっていることを知らされました」

 

「イギリスではこんな状態のイヌを見たことがありませんでした。後ろ脚は全く動かせず、重たい下半身をいつも引きずっていたため、インディが歩いた場所には血の跡がついてしまうほどだったのです。周りにはその血の匂いにおびき寄せられたハエがたかっていました」

 

「インディはいつも部屋の隅におびえて座っている小さなイヌだったのです」

 

そしてこのイギリス人カップルは、国境を越えてこのイヌの里親になることを約束し、帰国しました。

 

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【イギリスでの新しい生活】

9か月後、インディがイギリスに到着しました。

 

里親カップルが空港まで迎えに行くと、驚いたことにインディは9か月前に一度だけしか顔を合わせていないこの新しい飼い主のことを覚えており、すぐになつき、二人を驚かせました。

 

一つ心配事がありました。

 

イギリスの自宅では以前から元気なイヌを数匹飼っていました。

 

一方インディは後ろ脚のみならず尻尾も動かすことができません。

 

イヌにとって尻尾は大事なコミュニケーションツールですが、それが動かせないため、ほかのイヌに自分のメッセージを伝えることができなかったのです。

 

しかし、里親の心配もよそに、間もなく仲間のイヌたちと問題なく暮らせるようになりました。

 

「インディは今まで厳しい試練に耐えてきたおかげで、どんなことも気楽に乗り越えるパワーがあるようです」と里親は語っています。

 

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【「車いす」を装着 自由に動ける身に】

「ある人が300ポンド(約5万円)でこの車いすをつくってくれたのです。素晴らしいことです」。

 

この車いすの製作者はイヌ用のスキー板を製造している業者さんでした。

 

インディの下半身は普通のイヌとは異なっているため、車いすの制作にも時間がかかったと言います。

 

車いすを付ける前のインディは、アザラシのように歩いていました。しかし車いすを装着すると、インディンはすぐにスイスイと動き始めたのです。今はいつも車いすでそこら中を歩き回っています。ビーチでも森の中でも、どんな場所でも歩けるんですよ」

 

インディと一緒に外に出かけると、道行く人から注目され、「みんなインディのことを知りたがるんです」。

 

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里親カップルがインディのために負担した額は、インドの救護センターに払うケア費用、航空運賃、獣医師への診療報酬、車いす、そして障害を負っている脚にはかせる特製のフットウェアなど、多額に及びました。

 

しかし里親は、いまでも獣医師が何らかの治療方法を見つけ、後ろ脚と尻尾が動かせるようになれることを望んでいる、と述べています。

 

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