ドーベルマンと4歳の女の子がインスタグラムで大人気
4歳の女の子が36キロのドーベルマンと親友になり、そのかわいらしい様子がインスタグラムで話題になっています。
シーナちゃんはドーベルマンの「ブッダ」と毎日いっしょに過ごしていて、お母さんのタラさんは二人の完璧な友情をインスタグラム「Cutie and the Beast」で公開し、今では12万人を超えるフォロワーがいます。
「ドーベルマンは「マジックテープ犬」などと呼ばれることがあり、いつも自分の飼い主といっしょにいたがる動物なのです。ブッダは明らかに娘を相手に選んだことが分かります」とタラさんは語っています。
シーナちゃんは、同年代のほかの少女たちとは異なり、おもちゃや漫画に興味がありません。
いちばんの遊び仲間であるブッダといっしょに時間をすごすことだけが好きなのです。
「シーナはおもちゃをまったく欲しがりません。シーナにはブッダがいれば十分なのです」 タラさんは二人が人気者になった経緯をこう話しています。
「この二人の写真をたくさん撮ったので、みんなとシェアしたかったのです。 そしていろいろな人があちらこちらから大ファンになってくれました」
現在「Cutie and the Beast」はインスタグラムとフェイスブックのアカウントとともに、ブログも運営されています。
インスタに投稿されている写真の中でシーナちゃんとブッダは、いっしょに昼寝をし、本を読み、おめかしをし、さらにはマニキュアまで楽しんでいます。
ブッダはシーナちゃんのそばを離れることはめったになく、シーナちゃんが髪を切ってもらっている最中もその足元で静かに待っているのです。
タラさんは、これほど多くの人たちがこの二人のファンになってくれたのを喜ぶとともに、ドーベルマンが落ち着いて優しいイヌであるということが多くの人に伝わってくれることを望んでいる、と語っています。
「ブッダがこれだけ注目を集めているのはとてもうれしいことです。ドーベルマンがいかに優しい動物か、人々に伝わっていると思います」
ドーベルマンがいかに愛らしく頼もしいイヌであるかを世間に知らせてくれたとして、アメリカの「ドーベルマン・クラブ」がシーナちゃんとブッダを「名誉マスコット」に認定しました。
二人の写真はこのクラブのホームページにも採用されています。
タラさんはブログでブッダを飼い始めた経緯を書き綴っていますが、それによると、タラさんの家庭で飼っていたチワワが事故で死んだ後、ブッダを飼い始めました。
「ランニングをしている人がチワワを見落としていて、蹴飛ばしてしまったのです。この悲しい出来事があったため、その後は大きくて強い犬を飼おうと決めました」
新しい家族を迎えるにあたり、タラさんたちは「今までの成育の過程を知りたいため」里親になるのではなくブリーダーに育てられた犬を飼うことにしました。
2013年、ブッダは家族の一員となり、それ以来シーナちゃんとブッダは一時も離れないのです。
タラさんのブログによると、ブッダの重さのせいで、ときどきシーナちゃんが大変なときがあるようです。
「ブッダは決してシーナといっしょにいるのを嫌がることはありません。でもシーナはときどきブッダに付きまとわれるのに困っていることもあるようです」
「ブッダは体の一部をシーナにもたせかける癖があります。でも想像してください、ブッダの体重はシーナの3倍なのです。シーナは我慢していますが、しばらくして足がしびれ始めるとブッダを自分からおろしています」
【Cutie and the Beast】
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