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アメリカで保護猫たちがネズミの駆除に大活躍

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ロサンゼルスにある花市場では、20世紀の始めごろからネズミの害に悩まされていました。

 

ネズミたちは花を保存しておく倉庫の扉をかじって穴をあけ、中に入り込んだりしていたのです。

 

その後もネズミたちは住み続け、お客さんの叫び声が聞こえるたびに市場で働く花屋さんは走りだし、ネズミを追い出すのに奔走する日々が続いていました。

 

この市場の状況を知ってアイデアを出したのは、同じくロサンゼルスにある動物愛護団体でした。

 

彼らは、とりあえず試験的に3匹の猫を市場に放しておき、ネズミの駆除に一役買ってくれるか見てみましょう、と提案しました。

 

現在、花市場には15匹の猫が「パトロール」をしています。おかげでネズミは目にしなくなったということです。

 

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これは、捕食者がいる環境には餌食になる恐れのあるもの(非捕食者)は自然といなくなる、という単純な事実に基づいた結果です。

 

かつてヨーロッパでは、「納屋猫」や「教会猫」などネズミの発生しそうな場所で猫を飼い、害獣の駆除に活躍してもらっていました。ネズミ駆除のために猫を飼うというのは、特に新しいことではないのです。

 

猫にとっては、たとえ市場の倉庫の中であったとしても、屋内で暮らすだけで数年間長く生きられるようになります。野良猫として屋外で5年も生きられないような猫も、屋内で暮らせば10~15年は生き続けるものなのです。

 

保護された猫が新しい家族を見つけるのは容易なことではありません。特に路上で育った猫は人になつかないこともあるため、里親が見つからないことも多くあります。その結果、保護されてもそのまま期限が訪れ、結局は保健所に戻されてしまう猫もいるのです。

 

しかし、ペットとして引き取ってもらうことだけが選択肢ではありません。

 

この市場で活躍する15匹の猫たちのように、「働く猫」として会社などで引き取ることもできるのです。

 

そしていま保護されている猫たちが引き取られれば、動物愛護団体NPOなどはまた新たな猫たちを保護できるようになるのです。

 

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www.latimes.com