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犬と人の健康との関係を示す7つの事実

イヌ

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動物病院の請求書を見てその金額に驚いたり、いっしょにソファに座ってテレビを観たり…というのが犬の飼い主としての普通の生活です。

 

しかし、犬はまた、人の健康にさまざまな形で貢献していることはあまり知られていないようです。

 

いろいろな出来事や科学的な証拠により、犬の飼い主は飼っていない人よりも健康であるということも分かっています。

 

①ガンを発見する

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犬がガンの進行を嗅ぎ取ることができるという科学的なレポートは、すでに25年前に発表されています。

1989年の研究で発表された話では、ある犬が自分の飼い主の足にあるホクロのにおいをいつも嗅ごうとしていて、一度はその部分を噛みちぎろうとしたこともありました。

気になった飼い主は、病院で診てもらったところ、悪性黒色腫であることが発見されたのです。

 

しかし、犬は皮膚ガンだけを嗅ぎ取ることが得意なわけではありません。

膀胱ガン、肺ガン、乳ガン、子宮ガン、結腸ガンなども発見できるのです。

実際、特別に訓練された8歳のラブラドール犬が、息と便の匂いだけを頼りに37人中33人の大腸ガンを発見した、という結果も出ています。

さらに、早期のガンもかなりの正確性で発見したのです。

 

このような犬が、実際に何を嗅ぎ分けているのかは分かっていません。

しかしながら上記のラブラドール犬の場合は、炎症を起こした患者や、喫煙歴のある患者の体液からもガン細胞を嗅ぎ取ったことは事実なのです。

 

②犬のおかげでアクティブになれる

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犬の飼い主は散歩やエクササイズにいっしょに出かけられるので、これは驚くことではないかも知れません。

犬は他のペットよりも散歩や運動をしたがる動物なのです。

 

2010年の研究では、犬といっしょに暮らしてる子供は、犬を飼っていない子供に比べて運動時間が長いことが分かっています。

これは大人の飼い主にも当てはまることです。

 

2006年の研究では、犬の飼い主は体を動かすことをより多く行うことがわかっています。

犬を飼っていない人は1週間に168分間歩いているのに対して、犬の飼い主は約2倍の300分間歩いていることが判明しました。

 

しかしながら、やはり犬を散歩させるのは飼い主のやる気にかかっていることも事実です。

2006年に行われた別の研究では、犬を飼っていると散歩に行かざるを得ないという事実がある一方、週に3回以上散歩に行くのが一部の人だけであること判明しました。

この一部の人たちと言うのは、特にお年寄りでした。

 

低血糖を見分ける

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訓練された犬は、低血糖値が分かるといわれています。

 

2000年に発表された研究結果では、糖尿病の患者が飼っている犬の3分の1は、飼い主の血糖値が低くなると行動に変化を見せることがわかりました。

患者本人が気づく前に反応した犬もいたそうです。

また、飼い主に何かを食べるように促す犬もいたと報告されています。

 

犬がどのようにこういう発見ができるのか、はっきりとは分かっていませんが、おそらく筋肉の細かい震えを感じ取るか、もしくは飼い主の匂いの変化を嗅ぎ取っているものと見られています。

 

④皮膚炎のリスクを抑える

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小さなお子さんが犬と一緒にいるのを心配するご両親は多いでしょう。

アレルギーや皮膚炎を引き起こすのを恐れているはずです。

しかしながら、ある調査結果では、幼少期に犬といっしょに過ごした子供は、4歳までに皮膚炎を発症する可能性が低まることが分かっています。

 

2011年の研究で、636人の子供の皮膚炎発症率を調べたところ、犬を飼っている家庭の子供のほうが発症率が低かったことが分かりました。

この研究では、犬アレルギーの子供でさえも皮膚炎の発症リスクは高まらなかったことが分かっています。

 

しかしこの件についてはもっと詳しい研究が行われるのを待つほうが良いでしょう。

犬を飼っている家庭では、喘息の発症率が高まった子供もいたことが分かっているからです。

 

てんかんの患者を助ける

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てんかんの患者を助けるよう訓練された犬(シージャードッグ)がいます。

盲導犬が飼い主を助けるのと同じように、患者の毎日の活動を助け、患者の身に危険が及ぶような状況を避ける手伝いをしてくれます。

アメリカにはこのシージャードッグを訓練する施設がたくさんあります。

てんかんの発作のときに現れる患者の行動の微妙な変化などを認識するよう訓練されているのです。

 

実は犬は患者に発作が起きる前に気づき、それを患者本人に伝えることができるのだ、という見解を持つ人もいます。

発作が近づいていることを犬に教わった患者は、発作予防薬を服用したり、安全な場所に移動したり、救助を求めたりできる、と言うことです。

しかし、てんかんの発作が起きる前に犬がそれに気づくという意見は、科学的根拠がほとんどないのが実情です。

 

2007年にこのシージャードッグについての研究が発表されていますが、これは患者とその家族からのレポートに基づいているので、公正性に欠けると言われています。

しかしながら、感情が原因で発症する(てんかんとは別の)心理的な発作に反応しやすい犬もいる、ということも分かっています。

 

発作が近づいていることを飼い主に気づかせる能力を犬が持っている、という意見に反対の研究者がいる一方、犬がてんかん患者に重要なサポートと友情を提供できる、ということは多くの研究者たちが賛成している事実です。

 

⑥飼い主がアレルギーを持っている食べ物に近づかないようにする

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違法な薬物や爆弾などを嗅ぎ分けることが出来る犬がいるのはご存知でしょう。

その一方、アレルギー誘発物質を嗅ぎ分ける犬もいるのです。

 

強度のピーナッツ・アレルギーの人にとっては、空気中に舞った小さな粉でさえアレルギー反応の原因になってしまいますが、このような人にはピーナッツ発見の訓練を受けた犬がとても役に立ちます。

 

このような犬は、とても厳しい訓練を受けており、例えばテーブルの上にある(ピーナツ入りの)クッキーやランチバッグに入っているキャンディバーなど、部屋の中にあるすべてのピーナッツを見つけることができるのです。

 

⑦病気からのリハビリを助ける

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セラピー犬と呼ばれる犬がいます。

病院やリハビリセンターを訪れ、患者が体を動かし、対人関係を築けるよう助ける役割を果たしています。

2005年に出された医学専門誌は、セラピー犬が患者たち(特に体に障害を持つ高齢者)が他人との接触をもち孤独感を軽減することに役に立っている、と報告しています。

 

また犬の飼い主は、ストレスが多い状況も上手に乗り越えられることが分かっています。

その結果、心配事などのストレスが原因で引き起こされる病気は少ないのです。

実際、犬の飼い主は、心臓発作に見舞われても一年以内になくなる確率はかなり低いという調査結果も出ています。

 

その一方、このような調査結果はごく小さな範囲内で行われている、との指摘も出ています。

 

出典:

www.livescience.com