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ビーバーのダムは洪水を防止 汚染物質除去にも貢献

2015年7月、スコットランドで大規模な洪水が起きました。 約100戸が避難を余儀なくされ、広い地域で停電が発生、一部では自動車まで水に流されるほどの大きな洪水でした。 被害にあった住人たちは、この洪水の原因はビーバーがつくるダムに違いないと考えて…

離ればなれになった家族を待ち続けたイヌの話

誰でも身近な人たちから見放されることはつらいことです。 愛されていないのでないかなどと感じたり、自分は何か悪いことでもしたのだろうかと勘繰ってしまったりすることでしょう。 人だけではなく、イヌも同じように感じるに違いありません。 【河に落下し…

目の不自由な子牛 食肉として売却が決定するも屠殺を免れる

この子牛は生まれつき白内障を患っていて、わずかな光と形を認識できるだけの状態で生まれてきました。 一緒に写っている少女はアメリカ・テキサス州の酪農家の娘さんで、子牛を自宅の牧場で今まで大事に育ててきました。 しかし畜産業を営んでいる以上、こ…

インドでイタズラを続けたサルを捕獲 しかし行き過ぎた「見せしめ」には批判

インドのムンバイで、店に忍び込み商品を奪ったり壊したりし続けたサルがいました。 このたびようやく捕獲に成功し、店の主人も一安心です。 このサルは過去6か月間、店の食べ物を盗んだり、売り物の枕を切り裂いたりと、お店の人を散々困らせてきました。 …

河の中で立ち往生したキリン 現地ケニアの人たちによる命がけの救助活動で救われる

アフリカのケニアに「エワソ・ニロ」と呼ばれている河があります。 これはマサイ語で「泥で茶色くなった水」を意味する名前です。 この河にはワニがたくさん生息していて大変危険なため、ふだん地元の人は寄り付くことはありません。 しかしキリンの子供がこ…

みんなに愛された「バス停ネコ」 思い出のプレート設置へ

イギリスのハンプシャーで、「バス停ネコ」として愛されていたネコがひどいケガで死亡しました。 ネコは「ミッシー」と呼ばれており、13歳でした。 ミッシーは町中を走る「39番バス」の停留所に頻繁に現れ、バスを待っている人たちの膝の上に乗ったり抱っこ…

動物の「自撮り」をめぐって騒ぎ立てる人間たち

2016年の年明け早々に「サルに自撮り写真の著作権なし、米裁判所が判断」というニュースがありました。 これは、2011年に写真家デヴィッド・スレーター氏が、インドネシアの森林で撮影を行っていたときに手に入れた、サルの「自撮り」の話です。 撮影中にカ…

ゾウの密猟は遠いアフリカの話なのか?

2月3日の朝日新聞デジタルに、「ゾウ、密猟絶てず激減 ヘリで群れ探し、残らず射殺」と題された記事が載っていました。 ご覧になった方もいると思いますが、以下内容を要約しておきます。 www.asahi.com ►アフリカのモザンビークではゾウの密猟が絶えないた…

罠(わな)を壊すルワンダのマウンテンゴリラ 過去の経験から学んだ自発的行動?

アフリカのルワンダの森林には、野生動物を捕えてその肉を食肉として売ることを目的に、密猟者たちが多くの罠(わな)を仕掛けています。 彼らはアンテロープなどを捕えようとしているのですが、この森林に住むゴリラもまた罠にかかって動けなくなり、なかに…

ロサンゼルス 殺処分ゼロをめざし「ペット可」物件の増加へ動き出す

アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス市では、市民にペットの里親になり、去勢手術をするよう積極的に呼びかけてきた結果、近年は動物保護施設に収容されてしまうペットの数を減らすことに成功してきました。 しかしそのうちの4分の1は、今でも殺処分され…

マイペースで可愛らしいナマケモノ 意外と知らないその興味深い習性とは

先日からこの画像はネットで話題になり、日本のニュースでも一部報道されていました。 エクアドルの自動車道を渡ろうとしたナマケモノが、道路の横断をあきらめ元の場所に戻り、その場にあったガードレールの柱につかまっている写真です。 この自動車道は最…

南アフリカ 2016年はヒョウの狩猟を全面禁止

南アフリカ共和国は2016年の1年間にわたり、ヒョウの狩猟を全面禁止することになりました。 国の環境保護部門は各地域の担当者に、2016年中のヒョウの狩猟を許可しないよう通達を出しています。 同時に、今年の終わりにはこの通達を見直す考えも示していると…

警察犬の殉職 アメリカでは犬用防弾チョッキへの関心も高まる

2015年11月、パリで同時多発テロが起きた直後、容疑者の潜伏先へ機動隊が突入した際に殉職した警察犬「ディーゼル」。 animallover.hatenablog.com 後にロシアは、この勇敢な警察犬への敬意をこめてベルギーシェファードの子犬「ドブルイニャ」をフランス政…

ガザ地区の戦闘に巻き込まれた動物園の動物たち

パレスチナのガザ地区には動物園があります。 かつてここはライオン、ワニ、サル、ダチョウなどを見に来る家族連れで混み合うとてもにぎやかな場所でした。 しかし長年にわたる戦闘、極寒の冬、そして疫病の流行などがこの動物園を襲い、近年では何とか生き…

スペインの闘牛 国内でも反対派が多数を占める

闘牛はスペインを代表する「伝統行事」とされており、それは本国の人たちにとってのみならず、私たちにも良く知られたイベントになっています。 しかし近年は、スペイン国内でも闘牛は残虐な行為であるとして非難する声が高まってきています。 観客数はこの7…

インドネシアの森林火災で苦しむオランウータンたち 救助され安全な場所へ輸送

2015年、インドネシアで発生した大規模森林火災は、約2万平方kmを焼き尽くしたといわれています。 もともとこの森林に生息していたオランウータンたちは、その住処を無残にも奪われ、中にはひどいやけどを負ったり命を落としたりしたものもいました。 しかし…

「セラピーペット」をめぐる騒ぎあれこれ

飛行機の座席に七面鳥がいたらさぞかし驚くことでしょう。 通常そんなことは起こらないはずですが、SNS「Reddit」で最近1,700のコメントを集めることになったある投稿を見る限り、起こりうることのようです。 【メンタルヘルス治療法としての七面鳥】 これは…

「悲しむカンガルー一家」ネットで話題 専門家たちは疑問視

この写真はオーストラリアのクイーンズランドで撮影されたものです。 すでにネットで出回っているので見た方もいるでしょう。 オスのカンガルーが死にかかっているメスのカンガルーを抱きかかえ、息絶える前に隣にいる子供の顔を一目見せてあげようとしてい…

後ろ足が不自由なインドのイヌ イギリスの里親に迎えられ車いすで生活

あるイギリス人カップルがインドのゴアへ旅行したとき、後ろ脚を動かすことができない雑種のイヌと出会いました。 動物救護センターの担当者によると、このイヌはわずか生後2か月の時にほかのイヌに襲われたせいでひどいケガを負ってしまい、その後遺症のた…

「サイガ」という名の動物について

長く伸びた鼻や大きくて美しい目が特徴の「サイガ」という動物がいます。 かつてアジア大陸のステップ高原に数百万頭の規模で生息していたサイガは、氷河時代から生息し続けてきた動物と言われており、マンモスが絶滅する前からこの地球上に存在していたと考…

赤ちゃんペンギン デヴィッド・ボウイの「生まれ変わり」として発育中

アメリカのオハイオ州にあるシンシナティ動物園では、今年1月8日の早朝、一匹のペンギンが生まれました。 動物園ではこの赤ちゃんペンギンを、その誕生日にちなんで「デヴィッド・ボウイ」と名付けることにしました。 この赤ちゃんはは「コダカペンギン」と…

あまり知られていないカバの習性 そんなカバと上手に共生する南アフリカの農家

カバは大人しくて優しい動物だと一般に思われがちです。 私たちが子供のころに読む本などにカバが出てくると、のんびり屋で、同じ場所から動かずにあくびをしながら世の中の様子を眺めている、優しいおじさんのような存在として描かれていることが多い気がし…

地上最高齢の動物 ゾウガメのジョナサン 食生活を改善し183歳を迎える

ゾウガメの「ジョナサン」は、すでに視力を失い臭いも分からなくなっているため、健康状態がどんどん悪くなっていました。 そのため、最期の時間が迫っているのではないか、と心配されていたのです。 ジョナサンは南大西洋に浮かぶ「セントヘレナ島」に住ん…

「ヒガシローランドゴリラ」というあまり知られていない種類のゴリラについて

ふつうに見ただけでは分かりませんが、ゴリラにも数種類あり、たとえば東京の上野動物園に暮らしているゴリラは「ニシローランドゴリラ」という種類です。 (この写真のみニシローランドゴリラ) 「西」ローランドゴリラがいるのであれば、「東」ローランド…

クリスマス返上で救助された瀕死の子馬 1週間で回復の兆しを見せる

2015年のクリスマス当日、白と茶のブチ模様をした子馬が、無残な状態で泥沼に置き去りにされているのが発見されました。 後に「チャンサー」と名づけられたこの子馬は、生後8ヶ月。ひどい雨の降る12月25日、イギリスのある片田舎でのことです。 泥沼にはまり…

2015年を締めくくる15枚の動物写真 自然の美しさ 人間の醜さ そして人間の温かさを振り返る

まずは2015年にプロの写真家たちによって発表された写真のうち、野生動物をとらえた美しい12枚をご覧ください。 本物の自然が作り出す美しさを実感できる傑作ぞろいです。 しかし、同じく2015年中に発表された写真の中には、人間が動物に対していかに卑劣で…

イヌにブドウ ネコにユリ お正月前にもう一度確認したい 家庭にあるペットへのリスク

クリスマスからお正月にかけては、愛するペットたちと一緒に時間を過ごせるとても楽しい季節です。 自分たちが特別な気分であるため、ついペットにもふだん食べさせないようなものを与えてしまいがちですが、以下のようなリスクがあることは意識しておきまし…

ホッキョクグマ 非情ないたずらにより大怪我を負う 生存は絶望的か

ロシアの北極地域で建設中の軍事基地で働いている専属調理師が、野生のホッキョクグマに爆発物を混ぜたエサを食べさせ、ホッキョクグマが大怪我を負う、という事件がありました。 血だらけになったホッキョクグマが身もだえする様子を捉えた動画がネットに出…

イヌはお互いの感情を理解しているのか? 新しい調査結果が発表される

イヌが人のあくびを真似たりすることはよく知られています。 また、人間の基本的な感情に対して「同調」するような反応を示すことも、多くの飼い主が経験していることでしょう。 ではイヌ同士の場合はどうでしょうか? 今回、イヌ同士もお互いの表情を一瞬に…

アメリカ政府 ライオン保護のため法規制を強化へ

アメリカ政府は、ライオンのセシル殺害によって注目を浴びたいわゆる「トロフィー・ハンティング」からライオンたちを守るよう、法整備を強化することになりました。 アフリカのハンティングで殺害したライオンの頭部や脚、毛皮などを「トロフィー」としてア…

イギリスで最高齢のペンギン逝く 38歳の誕生日を目前に安楽死

イギリスで最高齢を記録していたペンギンが、38歳の誕生日を数週間後に控えた12月始めに死亡しました。 メスのペンギン「パット」は、イギリスで飼育されているペンギンの中では最高齢でした。 しかしここ最近パットはひどい関節炎に悩まされており、諸事情…

トルコの保護犬たち 人気のあるアメリカで受け入れられる

日本でも一部で報道されましたが、トルコの街中で飢えと寒さに苦しんでいるゴールデンレトリバーの一行が、里親探しのためアメリカに送られました。 【保護された野良犬たち】 トルコの首都イスタンブール近郊に住むヤスミンさんは、過去10年間に渡り、イス…

トナカイの鼻と眼 赤くはないけど人を超えた機能の持ち主

クリスマスが近づくと最もよく目にする動物は、サンタクロースのそりを引いて走っているトナカイかもしれません。 外に出ると「赤鼻のトナカイ」のメロディーもしばしば耳に入ってきます。 ところで、トナカイの鼻は本当に赤いのでしょうか? 実際は「赤鼻の…

ライオンもサーカスから救われる 南米ペルー

先日、長年インドのサーカスで苦しんできたゾウが動物愛護団体に保護された、というニュースを紹介しました。 animallover.hatenablog.com 今回は南米ペルーで、はやり長らくサーカスで酷使されてきた33頭のライオンが飛行機でアフリカへ戻され、祖先が育っ…

象牙の価格 中国で50%下落 ゾウ保護の可能性が見えるか?

ゾウの保護団体が、中国で違法取引されている象牙の価格が50%下落した、と発表しました。 これはアフリカで絶えず続いている密猟の減少へつながるのでは、と期待されています。 【象牙価格の下落】 ケニアに本部を置くゾウの保護団体によると、中国で違法取…

アラスカでラッコが大量死 250匹に達するもいまだ原因不明

アラスカの南海岸では、今年になって異常な数のラッコが漂着するという事態が発生しています。 そのほとんどが病気で弱っているか、すでに死亡した状態で漂着しているのです。 多くの科学者たちがこの原因を究明しようと努力を重ねていますが、いまだ正確な…

「猫エイズ」についてもう一度復習しよう

いわゆる「猫エイズ」と呼ばれる病気については、ネコの飼い主たちの間でも十分な理解が広まっていないのが実情です。 そしてこの理解不足が、この病気の感染が広まってしまう原因のひとつにもなっているのです。 【猫エイズとはどんな病気?】 猫後天性免疫…

専用の救急車でサーカスからゾウを救う インドの動物保護団体

インドの動物保護団体がゾウ専用の「救急車」を用意し、サーカスで苦しんできたゾウが最期の日々を救護センターで幸せに暮らせるように、檻の中から連れ出す活動を開始しました。 【サーカスでの長年にわたる労苦】 「ミア」と「シータ」の2頭は、インドの動…

南アフリカ 「“サイの角”取引の再開はサイ保護が目的」 という主張

南アフリカフリカ共和国では2009年以降、国内で「サイの角」の取引を禁止してきました。 しかしこのたび「取引を解禁する」という方針を打ち出しました。 彼らの主張では、取引を解禁することで世界に2万匹しか生息していないサイを保護することができる、と…

シープドッグ(牧羊犬)がペンギンの警護にあたる オーストラリアの「マレンマ計画」

2004年10月、オーストラリアのヴィクトリア州にあるミドル・アイランドという島で、キツネが180匹のペンギンを襲撃し殺害した、というショッキングな出来事がありました。 犠牲者数はその後も増え続け、一時はこの島に800匹生息していたペンギンも、2005年に…

ホッキョクグマに首輪 首を絞められ出血も?

この写真の左側のホッキョクグマには首輪がつけられており、その周りは血に染まって赤くなっているように見えます。 10月にこの写真がツイッターに投稿されると、首輪がホッキョクグマの首に食い込んで苦しませているのではないか、という懸念の声がネット上…

トラとヤギ 捕食関係を乗り越えた(?)意外な関係

ロシアにあるサファリパークで飼育されているトラのエサとして、一匹のヤギが放たれました。 飼育員たちは遅かれ早かれヤギは襲われて食べられてしまうという、生態系に従った結果を予想していました。 しかし、この2匹は意外な関係を生み出し、人間たちを驚…

ホシガメ インドで横行する非情な密猟

「インドホシガメ」は、インドに生息するリクガメの一種です。 最近このカメの密猟と違法取引がインドで横行しているという報告が、自然保護専門誌に発表されました。 インドのホシガメは、アジア各国でペットとして大変人気があり、需要が高くなっています…

オーストラリアのコアラ 干ばつが原因で失明の怖れも

2015年、オーストラリアは干ばつに見舞われています。 北東部に位置するクイーンズランドはその被害に苦しんでいる地域のひとつで、現地に生息するコアラも同じくエサ不足に悩んでいます。 ユーカリの葉を主食とするコアラですが、干ばつのせいでエサが不足…

イギリスでハリネズミの生息数が減少 「生垣」がなくなったのが原因か

広大な自然で知られるイギリスの田園地域ですが、近年ハリネズミの数が激減しているという調査結果が発表されました。 農業用地の開発が進んだことなどから、生息地が破壊されてしまったのが主な原因です。 正確な生息数を見積もることは難しいのですが、現…

パリの警察犬ディーゼル テロリスト潜伏先建物への突撃で殉職

ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアである「ディーゼル」は7歳の警察犬でした。 11月18日、パリ近郊のサン=ドゥニで、フランス警察部隊がテロ容疑者の潜伏先であるアパートを襲撃した際、このディーゼルは死亡しました。 フランス警察はツイッターで…

ペットが感じる「痛み」のために 飼い主として気をつけたいこと

「痛みを感じる」というのは、生きるものにとって最も不愉快な経験です。 人は痛みを感じているとき、それをほかの人に伝えることができます。 しかし、ペットの場合はそう簡単なものではありません。 ペットは自分の感じている痛みを飼い主に直接伝えること…

チンパンジーから受け継いだ「殺し合い」の習性と進化した人のとるべき行動

先日、京都大学などの研究者たちで編成された調査チームが、タンザニアにある国立公園で野生のチンパンジーを観察し、「重度の先天的障害のある赤ん坊が2年近く生存した」という実例を発表しました。 母親が子育を放棄し見捨てられてしまう可能性もあったな…

「段ボール箱で捨てられた」ジトーのその後と、いまだ続くオランウータンの惨状

以前このブログで紹介した、「段ボール箱で捨てられたオランウータンの赤ちゃん」ジトーは、動物愛護団体の献身的な治療のおかげで奇跡的な回復を見せているようです。 animallover.hatenablog.com 皮膚病はいまだ治らず完全な回復にはまだ程遠いものの、毛…

「ユキヒョウ」という動物について知っておきたいこと

絶滅危惧種とされている動物はたくさんいますが、この「ユキヒョウ」もまたその一種です。 雪の降る地域に生息するヒョウであることから「ユキヒョウ(雪豹)」と呼ばれています。 地球温暖化のために生息地域がどんどん減っているため、生息数の減少に歯止…