オランウータン

親を奪われた子供オランウータンの森林復帰訓練を行う「オランウータン学校」

オランウータンの生息数は過去20年ほどの間に大きく減少しています。 とくにマレーシア東部の低地で暮らすオランウータン生息数は、2002年から2017年の間に30%も減っているのです。 【お母さんを奪われた子供たち】 たとえばボルネオオランウータンの場合、…

檻の中に閉じ込められていたオランウータン 仲間と暮らすその後の様子

// 以前、「7年間檻の中に閉じ込められていたオランウータン 森林への復帰にむけてリハビリに励む」という記事で、インドネシア・ボルネオ島のオランウータン、エイミーの話を紹介しました。 animallover.hatenablog.com エイミーはおそらく生まれてすぐペッ…

7年間檻の中に閉じ込められていたオランウータン 森林への復帰にむけてリハビリに励む

// ただの物置にしか見えない小さな小屋。 中には農具などでも入っているように思えます。 しかし、ここにオランウータンが7年間にわたって閉じ込められていたのです。 インドネシアのボルネオ島。 オランウータンのエイミーは、生まれ育った森林からはるか…

ボルネオ島のオランウータン 1歳半の赤ちゃんまでもが巻き込まれる現状に改善の兆しは見えず

ディディックは生後18ヶ月のオスのオランウータンです。 インドネシアのボルネオ島にある地元のお店の外で、衰弱して倒れているところを発見されました。 そのとき、ディディックの肩には銃弾の弾が食い込んでいました。 動物救護団体「インターナショナル・…

「世界で最も哀しいオランウータン」のニュースから見えてくる インドネシアのペット闇市と森林伐採

2014年、オランウータンの「ブージン」はインドネシア・ボルネオ島にある民家の軒先に鎖でつながれているところを発見されました。 そのときの様子から「世界で最も哀しいオランウータン」として報道されました。 ブージンのそんな状態を見かねた人から国際…

スマトラ・オランウータンの生息数が「倍増」?

スマトラ島に生息するオランウータンは生息数が減少しており、絶滅危惧種に指定されています。 このたびイギリスの大学の研究チームが、スマトラ・オランウータンの生息状況についてあらためて調査したところ、全世界での生息数は14,600頭という見積もりが発…

インドネシアの森林火災で苦しむオランウータンたち 救助され安全な場所へ輸送

2015年、インドネシアで発生した大規模森林火災は、約2万平方kmを焼き尽くしたといわれています。 もともとこの森林に生息していたオランウータンたちは、その住処を無残にも奪われ、中にはひどいやけどを負ったり命を落としたりしたものもいました。 しかし…

「段ボール箱で捨てられた」ジトーのその後と、いまだ続くオランウータンの惨状

以前このブログで紹介した、「段ボール箱で捨てられたオランウータンの赤ちゃん」ジトーは、動物愛護団体の献身的な治療のおかげで奇跡的な回復を見せているようです。 animallover.hatenablog.com 皮膚病はいまだ治らず完全な回復にはまだ程遠いものの、毛…

段ボール箱で捨てられたオランウータンの赤ちゃん 救助され一命をとりとめる

赤ちゃんオランウータンが段ボール箱に入れられ、直射日光の下に捨てられていた、という出来事がありました。 現在、動物保護団体の尽力により、一命を取り留め、手当てを受けているところです。 【「ミイラのように見えた」状態で見つかる】 ジトーと名づけ…

類人猿とサルの睡眠スタイルの違い

オランウータンが寝ている様子は、大きなオレンジ色の赤ちゃんがかわいらしくウトウトしているのを見ている感じがします。 オランウータンはベッドに入り、夜に長く深い眠りに落ち、その間ときどき彼らの目はまぶたの裏で動いています。おそらくつかの間の夢…